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紅葉の季節に九重・阿蘇登山に登りたいとの思いから、2か月前に九重の安宿を予約していました。

昨日は宿でのんびりと温泉に浸かり、早朝に九重を出発、先月高岳、中岳に登って見た風景が忘れられず、阿蘇山公園道路を上って、砂千里から中岳、高岳へ登ることにしました。

ところが、有料道路入口までやってくるとゲートが閉まっており、そこには噴火の影響で火口西側には上れませんとの看板が・・・。がっくりです。

 

根子岳MAP

それならばとすぐに方針を変更、阿蘇五岳の中でまだ制覇していない根子岳へ登ることにし、登山口へと向かいました。

根子岳は、阿蘇中岳・高岳の東に位置し、ノコゴリ状の山容が特徴の標高1433mの山です。

根子岳には、いくつもの登山ルートがありますが、今回は最も一般的な初心者用の大戸尾根ルートを登り、東峰を目指すことにします。

 

 

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午前7時50分、大戸尾根ルートの登山者用駐車場に到着です。
登山者用駐車場と書かれた看板がありますが、多くの車が停まっている場所はガレ場のよう?昨年の土砂災害で流され、復旧作業中でしょうか?

車を停め、登山の準備をしていると、次から次へと車がやってきます。
この時期、紅葉が期待できる根子岳なので、カメラマン達も大勢やってくるのかもしれません。

 

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午前7時56分、駐車場を出発、しばらくゆるやかな舗装路を歩きます。
目の前には、紅葉した根子岳が見えます。

 

 

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この案内に従い、牧草地を囲む有刺鉄線をくぐって牧草地内を歩きます。

 

 

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残念ながら牛の姿はありませんでしたが、足元に牛糞が・・・、踏まないように注意しながら歩くとゲートがあり、ここを通ってようやく登山道らしい道になります。

 

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ここからは、いきなり急な登りが続きます。
最初は、萱が茂って足元がよく見えない道が出て来ました。

 

 

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樹林帯に入り、ひたすら直線的に急な登りが続きます。
登山道は黒土、湿った場所は粘土状になってとても滑りやすく、下山のことを思うと不安になります。

この不安が見事的中してしまうとは・・・。

 

 

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根子岳の崩壊はひどく、登山ルート沿いの山肌が数箇所崩れ落ちており、かなり危険な状態となっていました。

 

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登山道の右側はこんな状態、うっかり足を滑らせてしまうと、どこまで落ちるのか?
気を引き締めて、細心の注意を払いながら登る必要があるようです。

 

 

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樹林帯の中、西側の見晴らしのよい場所がありました。
一組の中高年夫婦が三脚を立て、一眼レフで天狗岩方面の紅葉を撮影しています。
いやあ、見事な紅葉です。

 

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ようやく9合目を過ぎた辺りでしょうか?

樹林帯が終わり、展望が開けてきました。
周囲を見渡すと、北には九重連山、東には祖母山系の山々が見えます。

 

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もう少しで山頂です。
ガンバレ!

山頂に到着したと思ったら、どうもそこは山頂ではなく、山頂を示す標識がありません。
山頂はまだ先のようです。

右側が崩落した細い痩せ尾根を通過します。怖い~~~。

 

午前9時30分、無事根子岳東峰山頂に到着です。

手作り、手書きの小さなプレートが岩にくくりつけてありました。

 

 

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山頂には、若い男性2人組が休憩していました。
福岡からやってきて、前日は祖母山に昇ったとのことでした。

西側には、先日仙水尾根から登った高岳を背景に尖った天狗岩が・・・。手前の紅葉がきれいです。

 

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下を見ると、山全体が紅葉しています。

ここから天狗岩には行けませんが、若者2人は途中まで探検に行ってみると降りていきました。
我が家は危険は避け、十分な休憩をとった後、10時3分に下山にかかります。

 

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駐車場にはたくさんの車があったのに、登山中に出会った登山者はわずか、皆さんどこに行ったのでしょう?

と思っていたら、下山中に次から次へと登山者が登って来ました。
狭くて急な登山道なので、当然こちらが待つことになります。

驚いたのは、年配の男性が大きな脚立を抱えてヒョイヒョイと登ってきたことです。
いったい何のために?

ひょっとしたら、登山ルートで1か所岩登りが必要な場所があり、ロープはありましたが背の低い人だとちょっと苦労しそうだったので、そこに置いてくれるのかな?ちがうか?

帰ってこの山のブログを見ていたら、以前はその岩登りの場所には木製の梯子が掛けてありましたが、朽ちてしまったようです。

 

そして下山中にたいへんなことが・・・。

 

とにかく滑らないようにと細心の注意をしながら降りていたのに、粘土のような急斜面が続く場所で踏み出した左足がずるり・・・・。

転ぶと泥だらけになるので、残った右足で踏ん張ろうとしたら、まるで股裂きの刑のようになってしまい、右膝関節の内側側副靭帯が悲鳴を上げてしまいました。

痛い!靭帯が切れた?

先日、中蒜山のヘリ救助現場を見て気を引き締めようと誓ったばかりなのに、自分もヘリで搬送か?と一瞬不安になりましたが、右足を出してみるとさほどの痛みもなく歩けます。どうやら靭帯を傷めただけのようです。
妻がこんなこともあろうかと(?)、用意していた強力な痛み止めのシップを出してくれたので、それを貼って無事下山することができました。

 

 

11時30分、無事ではないけど、駐車場に到着です。

途中、とんでもないアクシデントがあり、結局登りも下りも同じ位の時間がかかってしまいました。

 

 

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最近の山登りは、どうも滑りやすい粘土質の急登が続いています。
アイゼンを装着して降りている登山者を見かけましたが、確かに簡易アイゼンを付けて降りた方がいいのかもしれません。

それにしても、阿蘇は日本百名山の一つで登山者も多いであろうに、今回の根子岳は、登山道があまり整備されていないように思いました。案内標識もほとんどないし、山頂を示す標識もちょっとせこい?

せめて、あの大岩の所は、梯子を設置してほしい!
でないと、小さな女性の高齢者にはあまりにも危険なような気がします。

 

 

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