「八ヶ岳」は長野県と山梨県にまたがる山塊の総称で、最高峰の赤岳(2,899m)や横岳、そして硫黄岳など、たくさんの峰々が連なっています。

 これまでは、比較的登りやすい北八ヶ岳に位置する「蓼科山」と「北横岳」に登っていますが、今回はついに硫黄岳(2,760m)に挑戦することにしました。

 
 

硫黄岳登山ルート(登り)

 登山口は、硫黄岳山頂までの標高差が最も少ない「桜平」にすることにしました。
ただ、この桜平登山口までは、タクシーが通るとは言え、普通乗用車ではかなり厳しい凸凹林道を数キロも走ることになるので要注意です。
 
 

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 桜平駐車場は数十台は駐車可能で、路肩にも停められるスペースがあります。
ただ、八ヶ岳登山に便利な駐車場なので、かなり混み合うという記事を見て、平日ですが午前6時前に到着しました。

 すると駐車場はすでに満車、路肩にどうにか1台分のスペースを見つけて一安心です。
隣の車は、おばさんが一人エンジンをかけたまま寝ていました。深夜に遠方から走ってきて、車内で寝ているようです。いやはや、ものすごい登山者の数です。

 午前6時、登山口を出発です。

 

 

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 緩やかな舗装路を下ります。
 
 

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 すると、橋の側に簡易トイレが3つ設置されていました。ここで用を済ませて、さあ、出発です!

 

 

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 木々はすっかり色づいており、明るい森の中へと入って行きます。

 

 

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 山小屋「夏沢鉱泉」にやってきました。
ここは定員50名、入浴が可能な山小屋のようです。

 

 

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 ここで登山届を提出します。
 
 

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 よく整備された緩やかで歩きやすい道がしばらく続きます。
 
 

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 しかも、この森の素晴らしさと言ったら・・・。
まるで、スタジオ・ジブリのアニメ作品に出てくるような苔むした美しい森です。
 
 

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 今にもカモシカがひょこっと姿を現しそうな雰囲気なのですが・・・。
 
 

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 まだまだ気持ちの良い森の中を緩やかに登ります。
 
 

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 苔について詳しくないので、まったくわかりませんが、ここは苔の宝庫なのかも・・・?
 
 

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 午前7時27分、登山口を出発してから1時間半で山小屋「オーレン小屋」に到着です。
 
 

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 ここは、大きな山小屋のようです。 入浴設備もあります。
 
 

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 何組かの登山者達が休憩中です。
 
 

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 ここで宿泊したら、かなりの確率でカモシカに出遭えるかも?
 
 

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 ここから先は、硫黄岳方面だけでなく、天狗岳へ向かう登山者と別れます。
 
 

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 さらに気持ちのよい森が続きます。
登山道は緩やかな登りなので、気分は最高です!

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 出発してから2時間、午前8時に夏沢峠に到着です。

 

 

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 ここにも小さな山小屋「山びこ荘」が建っており、食事は勿論、宿泊もできるようです。
 
 

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 そして、この山小屋の最大の魅力は、モモンガ・ヤマネの棲むお宿だということ、写真で見ると、何とも可愛らしい動物ですね。

 ここで登山バッチを購入したり、宿の御主人からお話を聞いたり、15分の休憩をとりました。
 
 

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 さて、これから山頂まで、尾根歩きとなります。硫黄岳山頂を目指しスタートです。
 
 

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 ようやく見晴らしのよい尾根道に出てきました。
雲海に浮かぶ北アルプスの峰々が見えます。
 
 

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 さきほどの山彦荘が下方に見えます。
 
 

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 いよいよ本格的な岩の登山道になってきました。
傾斜もかなりきつくなります。
 
 

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 歩きにくい道です。
滑りやすいので滑落しないよう、くれぐれも注意して登ります。
 
 

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 尾根に出るまでが緩やかな登山道だったので、この傾斜がきつく感じられ、フーフー言いながら登ります。
 
 

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 山の名前のとおり、荒々しい噴火の名残りが・・・。
 
 

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 最後の登りには、このようなケルンが立っています。
 
 

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 午前9時20分、無事硫黄岳山頂に到着です。
夏沢峠から1時間ちょっとかかった計算になりますが、ちょっと休み過ぎだったかも?
 
 

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 硫黄岳の山頂は広く、眺望は当然360度、今日は見渡す限りの雲海です。
南・中央・北アルプス、御嶽山、乗鞍岳など、雲海の上に頭をのぞかせています。

 それにしても、風が強くて冷たい!
 
 

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 小さな避難小屋があったので、これを風除けにし、大急ぎで昼食のおにぎりを頬張りました。

 

硫黄岳登山ルート(下り)

 午前10時、下山にかかります。

下山ルートは、赤岩の頭に降りて、オーレン小屋へと下っていきます。

 

 

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 10時20分、赤岩の頭に降りてきました。
頂上直下付近は岩場で、少し危険な場所があるので要注意です。
 
 
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 赤岩の頭からは、このような狭い登山道となります。
今度の道は、雷鳥がひょこり顔を出してもよさそうな雰囲気です。
 
 
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 しばらくすると、登りの時の様な苔むした森になります。
 
 

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 そして、11時15分、山頂を出発してから1時間15分でオーレン小屋に到着です。
 
 

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 ここでトイレを借りることにしました。有料100円です。
 
 
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 トイレまでの廊下はピカピカです。
 
 

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 トイレの奥は浴場でした。
時間が早いので入浴することができず残念!
 
 

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 今日は、紅葉と地酒祭り(オカリナとギターと歌声の夕べ)があるらしく、休憩していると、次々と登山者達がやってきました。

 山小屋の御主人でしょうか?会話に耳を澄ませていると、「今朝、そこにカモシカがやってきたよ。」とのこと。

「あ~~、カモシカに遭いたい!」
 
 

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 たくさんの薪が積まれています。これがお風呂の燃料になるのでしょう。
 
 

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 12時48分、桜平の登山口に降りてきました。
オーレン小屋でかなり休憩していたので、下りにも時間がかかってしまいましたが、八が岳(硫黄岳)は、時間を競ってるピークハントするのではなく、素晴らしい森の山道を楽しみながら、そして点在する山小屋でいろいろ話を聞きながら、のんびりと山歩きを楽しむのに適した山であることを実感しました。
 
 

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